このモジュールは自分用の HTTP ヘッダがあるファイルを送信する機能を提供します。
ステータス: Base
ソースファイル: mod_asis.c
モジュール識別子:
asis_module
このモジュールはハンドラ send-as-is
を提供します。このハンドラは通常の HTTP
ヘッダをほとんど追加することなくドキュメントを送信します。
これはサーバからどんな種類のデータを送るときにも使用できます。 Cgi スクリプトや nph スクリプトが無くてもリダイレクトや他の特別な HTTP 応答を送ることができます。
歴史的な理由により、このモジュールは mime タイプ
httpd/send-as-is
のファイルも処理します。
このモジュールにはディレクティブはありません。
サーバ設定ファイルで、ファイルと send-as-is
ハンドラを例えば以下のように関連付けてください。
AddHandler send-as-is .asis
拡張子が .asis
のすべてのファイルの内容は Apache
からクライアントへほとんど変更無く送られます。クライアントには
HTTP ヘッダが必要ですので、ファイルに書くことを忘れないでください。
Status: ヘッダも必要です。データは 3 桁の HTTP
応答コードと、その後にテキストメッセージが続いたものでなければなりません。
これはクライアントにファイルが移動したことを知らせるために
as is (そのまま) で送られるファイルの内容の例です。
Status: 301 Now where did I leave that URL
Location: http://xyz.abc.com/foo/bar.html
Content-type: text/html
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Lame excuses'R'us</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H1>Fred's exceptionally wonderful page has moved
to
<A
HREF="http://xyz.abc.com/foo/bar.html">Joe's</A>
site.
</H1>
</BODY>
</HTML>
注意: サーバはクライアントに返されるデータに常に Date: と Server: ヘッダを追加しますので、それらがファイルに書かれていてはいけません。 サーバは Last-Modified ヘッダを追加しません。 おそらくはそうすべきでしょうけれど。